長男の大学では入学式終了後、学部説明会があり、学科別に説明がありました。
少人数ということもありますが、学科の教授から直接説明がある大学は珍しいと思いました。
大学でこれから何を勉強するのか、単位の話やゼミの話、大学での生活について、いろいろありましたが、保護者が一番心配なのは就職の話だと思います。
どの教授も就職先はたくさんあります。中には100%就職できます!と言われた教授もいらっしゃいましたが、さすがに一番最後に話された教授は、100%は言いすぎですと・・・でも生徒がその気になれば100%ですとおっしゃっていました。
そうなんです、最近は就活をしない生徒も多いそうです。
ここからは、就職説明会での話ですが。
就活をすれば、就職先があるのにしないそうです。じゃあ卒業後何になるのかというと、フリーターやニートです。
フリーターなら、まだ仕事をしてくれているのでいいのですが、ニートは困りますと。
それとなかなか内定をもらえない生徒もたくさんいますと・・・。
内定をもらえる子はたくさんもらってくるのに・・・(そんなにたくさんはいりません、断るのも大変ですから)何社受けても内定をもらえない子がいますと。
面接時に目を見て話せないとか、自分の意見が言えない、コミュニケーション能力がないなど、理由は色々ありますが、勉強ができるだけは内定がもらえないような企業が増えてきたと思います。
大学では、社会に適応できるように育成していきたいとおっしゃっていました。
保護者の方は、就職先に目がいきがちですが、まず社会に出ていけるように、社会に適応できる能力を身に着けられるように、子供たちを導いてくださいとおっしゃっていました。
学科説明会に戻りますが、
大学に入ったけど大学に来なくなり、結局、退学する生徒さんが多いと。
講義を休みがちになり、単位が取れなくなってやめていく。
バイトばかりして学校に来ないとか。バイトはほどほどにさせてくださいと、出欠状況をネットで確認できるようなシステムもありますので、また見てくださいとも言われました。
私は大学も高校などと同じように、当然休まず行くものだと思っていましたが、全く違うのです。
うちの子は当然、きちんと行くだろうと思っていましたが、完全に裏切られました。講義に出ても遊んでいたみたいです。担任の教授が叱ってくださり、諭してくださったおかげで、なんとか卒業できましたが・・。
でも最後の最後まで単位がとれるかドキドキでした・・・。
やっぱり目標をもって、勉強に打ち込める大学・学部に入学してほしいと思います。大学を卒業することは一つの大きな資格を取ることと同じだと教授に教わりました。その資格を生かすことができるよう、社会に出て頑張ってほしいと思います。