我が家で、第一希望の大学に合格できたのは三男だけですが、大学生になってから色々話を聞いてみると、次男と三男の勉強法には同じ参考書でも違いがありました。
目次
1.回転の数!
暗記しなければならない参考書を一度読んだだけは覚えることが出来ません。何度も読んだり、重要なところは書いてみるなど、何回転もさせなければなりません。次男と三男ではその回転数に違いがありました。次男は明らかに少ないです!
脳の海馬は何度も繰り返すと、重要なことと認識し暗記してくれます。
歌の歌詞を覚えるときに何度も繰り返し歌うでしょう、それと同じです。何度もみているCMは勝手に覚えてしまっているのと同じです。
忘れる頃にまた覚え直す! これが一番いい方法です。
2.一度目はザァーと流し読み!
次男は最初から覚えようとして読むのですが、三男は一度目はザァーと流し読みをします。これは人にもよると思いますが、三男は最初から覚えられないし、またすぐに読むからということで、スピードを上げてザァーと読んでいたようです。
3.わからないことが多すぎると一つ前に戻る!
演習問題をやってみて出来なかったら、高校受験向けの問題集に戻っていました。
時間を考えるとなかなか勇気のいることですが、三男はあっさり前に戻るわと言って高校受験向けの参考書を買ってきました。
英単語は最初から中学で習ったものから覚え直していました。
4.参考書の中でもいらないところは飛ばす!
これも案外勇気がいることかもしれません。
問題集の内容で明らかにここまで勉強するのはオーバーワークだというところは誰でも飛ばすと思います。三男の場合は、微妙というところも飛ばしていました。
後で時間があったらするけど、そこに時間をかけるならもっと大事なところを勉強したいということです。私は「ココもやっておいた方がいいと思う」と言っても「後から後から」と言われたことが多かったです。最終的に時間がなくて出来ていない部分があったかもしれませんが、学校でも他の参考書でもふれていないところはいらなかったということでしょう。
5.参考書の完成度の違い!
完成度!これが一番重要だと思います。
二人には一冊の参考書の完成度に違いがありました。次男が受験後、言っていたことはもっと一冊にかける時間が欲しかったと。
一冊、二冊に時間をかけることができた漢文はセンター試験で満点がとれたように、他の教科でも、参考書の数を減らして完成度をあげることが出来たら結果は変わっていたかもしれません。
まとめ
次男と三男とでは、目指した大学も違いますし、科目数も次男はとても多かったので、一概に比べられないかもしれませんが、科目数が多いならもっと早くから勉強を開始するべきでした。
一番重要な一冊完璧!を目指すなら、早くから受験勉強を開始したほうがいいです。
いらないところは後回しでもいいです!最初からすべて完璧は無理なので最終的に完璧になればいいということもあります。
それと一回だけのアウトプットの問題集を何度もすることは時間の無駄なので、やめてくださいね。
今回の話はインプットの参考書の事です。