2020年2月5日 近畿大学一般入試(A日程)の合格発表がありました。
推薦入試は昨年(2019年度)より志願者数も落ち着き、合格者数も少し増えたことで難易度は落ち着きました。
一般入試(A日程)はどうだったでしょうか?
法学部(法律学科)
志願者数は昨年に比べ444名減って1596名になりました。過去4年間で一番少ない志願者数です。それと反対に合格者が一番多く381名となったことで倍率が大きく減りました。4.1倍という数字は三年前の平成29年度と比べると約半分ですね。
関関同立・産近甲龍の志願者数をみると、法学部は軒並み減っています。
2019年の司法試験出願者も減ったようで、全体的に法学部志望の受験生が減ったのかなと思います。
合格最低点も200点を切りましたね。
経済学部(経済学科)
経済学科も志願者数が200名減り、2183名となりました。
合格者は30名増えて255名となり倍率も8.3倍と低くなりました。
経済学科の一日目の合格最低点が194点と200点を切りました。
経済学科は平成31年より平成30年の方が志願者数も多く倍率も高かったので、ようやく今年落ち着いた感じですね。
経営学部(経営学科)
経営学科は昨年、推薦入試の高倍率で敬遠したことで一般入試志願者が減りました。
今年は逆に推薦入試の志願者が減ったことで、一般入試が昨年より393名増え2444名となりました。
合格最低点はこちらも一日目が200点を切って194点でした。法学部や経済学部とほぼ同じ合格最低点ですね。
総合社会学部(社会マスメディア系専攻)
社会マスメディア系専攻ですが、今年の志願者数は446名減って1103名となりました。
合格者も増えたことで、倍率が約半分の6.6倍と今年は少し広き門だったのではないでしょうか。
合格最低点は他の学部と同じように一日目が200点を切っています。
一般入試(A日程) 学部別志願者数
このグラフは一般入試(A日程)の学部別総志願者数です。
今年度、昨年より志願者数が増えた学部は、経営学部、工学部、産業理工学部です。その他は減っています。結構減ったなぁーと印象的なのは総合社会学部ですね。
今年(2020年度)、近畿大学の志願者数は落ち着いて総合計(医学部除く)が55866名で、昨年(2019年度)の61263名より減少しました。これはあくまでもA日程だけの結果です。
近畿大学の人気が落ちたのではありません。
一般入試(A日程) 学部別合格者数
このグラフは一般入試(A日程)の学部別合格者数です。
こちらは志願者数と違い、すべての学部で昨年より合格者数が増加しました。
なかでも理工学部は871名と大量の合格者が出ています。過去数年、入学定員の厳格化で合格者をひかえていたので、今年は増やし入学者を調整しているのでしょう。
2020年度(令和2年度)総合計(医学部除く)が11664名、2019年度(平成31年度)が9473名だったので2191名増えた結果となりました。
合格者の皆さん おめでとうございます。
残念な結果だった皆さんは数日後のB日程のため、最後の追いこみをされていると思います。体調を崩さないように頑張ってくださいね。