2020年3月19日に近畿大学の一般入試(後期)の合格発表がありました。
今年の後期入試は合格者数が大幅に増加しました。
それでは志願者数と合格者数を見ていきたいと思います。
目次
- 後期試験 志願者数
- 後期入試 合格者数
- 国際学部(グローバル専攻) 倍率
- 工学部(電子情報工学科) 倍率
- 産業理工学部(建築・デザイン学科) 倍率
- 経済学部(経済学科) 倍率
- 理工学部(化学コース) 倍率
- 文芸学部(芸術学科 舞台芸術専攻) 倍率
- まとめ
後期試験 志願者数
相変わらず人気で志願者数が多い近大ですが、後期入試も多いですね。
昨年より増加してるのが、法学部・経済学部・経営学部・理工学部・国際学部・生物理工学部です。その中でも理工学部は約1000名ほど増えていますね。経済学部も約450名ほど増えています。
減少している学部は建築学部・総合社会学部・農学部と約100名以上減っている学部があります。
後期入試 合格者数
2020年近畿大学の後期入試で合格者がこれほど出るとは正直思いませんでした。
すべての学部で増加したんです!
学部によれば二桁から三桁に増えた学部が5つ(法学部・総合社会学部・国際学部・工学部・産業理工学部)もあり、あまりに多い合格者におどきました。
人気学部の経営学部で171名増の387名、志願者数が一番多い理工学部は48名増の339名でした。
2020年大幅に合格者を出した学部3つの倍率を見てみたいと思います。
国際学部(グローバル専攻) 倍率
2018年(平成30年度)は38.3倍と高い過ぎる倍率で310名中8名の合格者しか出ません。昨年もまだ23.3倍と高く212名中9名でした。今年は247名中96名で約10倍ほど合格者が増えたことで2.4倍という倍率に下がりました。
工学部(電子情報工学科) 倍率
2018年(平成30年度)は4.5倍と144名中29名の合格者で、昨年は倍率13.3倍で132名中9名と合格者数が減ったことで倍率が二けたとなりました。
今年は103名中55名も合格者が出たことで一気に下がり1.7倍となりました。
産業理工学部(建築・デザイン学科) 倍率
2018年(平成30年度)は20倍で87名中4名⁈の合格者と少ないですね。昨年も同様21倍と高い倍率でした、89名中また4名⁈の合格者しか出ていません。
今年は67名中39名の合格者でこちらも一気に下がり1.6倍!差が激しすぎてびっくりですね。
ここからの三つは今年(2020年度)倍率が高かった学科・コース・専攻です。見てみたいと思います。
経済学部(経済学科) 倍率
経済学部(経済学科)は、2018年(平成30年度)35.5倍と恐ろしい倍率でしたが昨年は一けた倍率でした、しかし今年は二けたとなってしまいました。
2018年は891名中25名の合格者、昨年は627名中65名、今年は829名中62名と志願者数が約200名増え、合格者は減ったことにより倍率が上がるという結果となってしまいました。
理工学部(化学コース) 倍率
理工学部の中で今年、目立って高い倍率が化学コースでした。昨年は110名中21名の合格者で倍率は低かったですが今年は226名中8名と志願者数が増え、合格者が減ったことにより倍率が一気に上がりました。2018年(平成30年度)は176名中9名の合格者で20.8倍と高い倍率でしたが、今年はそれを上回る倍率でした。
理工学部は電気電子工学科や情報学科でも今年は二けた倍率になっています。
文芸学部(芸術学科 舞台芸術専攻) 倍率
今年(2020年度)一番高い倍率だったのが、文芸学部(芸術学科 舞台芸術専攻)の1日目でした。30倍と、とても高いです!しかし2日目は10倍です。
合格者の内訳は公表されていないのでわかりませんが、2日間で64名の志願者数に対し合格者が4名・・ということで高倍率になってしまいました。
この舞台芸術専攻は2019年(平成31年度)も、2018年(平成30年度)も1日目と2日目の倍率の差が大きいですね。どうしても合格者数の人数が一桁だと倍率の差が大きくなりやすいのだと思います。
まとめ
2020年度のすべての入試が終わり結果が出ました。
後期入試(医学部は除く)の合格者数は2018年度が722名、2019年度が1079名、2020年度が2192名と、昨年より1113名増えました。
2018年は軒並み恐ろしい倍率でしたが、昨年、今年と緩和されてきたように思います。ここ数年、近大は受かりにくいということで今年は敬遠した受験生が多かったですが、後期入試は昨年より志願者数も1200名ほど増えました。
受験生の皆さんお疲れ様でした。
合格された方おめでとうございます。
合格したら、すぐに始めよう! 段ボールにつめておくるだけ!