立命館大学は珍しくセンター試験方式の合格最低点を発表しています。
まだ2020年度の発表は先ですが、2016年~2019年までの得点率をグラフにしてみました。
ボーダーは結構高いですね。
目次
- 法学部
- 産業社会学部(メディア社会専攻)
- 産業社会学部(スポーツ社会専攻)
- 産業社会学部(子ども社会専攻)
- 産業社会学部(人間福祉専攻)
- 経済学部(経済専攻)
- 経営学部(国際経営学科)
- 経営学部(経営学科)
- まとめ
法学部
7科目・5科目は2016年はわりと合格しやすいボーダーですね。しかし年々上がっていっています。3科目・後期は80%以上なので厳しい感じですね。
7科目・5科目で願書を出すのは、国公立を目指している受験生が多いと思います。
産業社会学部(メディア社会専攻)
ここは7科目はわりと合格しやすいボーダーだと思います。しかし5教科は8割に近いですし、2018年は8割です。3科目・後期はこちらもボーダーが高いですね。
86.7%は高すぎます。後期入試で合格するのは大変です。
産業社会学部(スポーツ社会専攻)
こちらも7科目は合格しやすい水準ではないでしょうか。
7割台が多いので他の専攻よりはボーダーが超えやすいと思います。
2018年の後期は85.7%と跳ね上がっています。
2017年志願者18名 合格者5名 倍率1.8倍
2018年志願者53名 合格者2名 倍率26.5倍
とても高い倍率になった結果ボーダーも上がったのでしょう。
2019年の3科目も83.3%と跳ね上がっています。
2018年志願者232名 合格者71名 倍率3.3倍
2019年志願者443名 合格者79名 倍率5.6倍
志願者数が増えたことで倍率が上がってしまったのでしょう。それに伴いボーダーも上がりました。
産業社会学部(子ども社会専攻)
基本7科目と5科目の方がボーダーは低いですが、2016年・2017年までは比較的ボーダーが低いということで2018年は高くなっています。
3科目ですが2017年が一番高く、2018年は下がっています。
2017年志願者111名 合格者12名 倍率9.3倍
2018年志願者70名 合格者12名 倍率5.8倍
合格者の人数は変わらないですが志願者多い時はボーダーも当然高くなります。
産業社会学部(人間福祉専攻)
人間福祉専攻も7科目は比較的ボーダーは低いですね。しかし5科目は3科目より高い時がありました。後期はずっと高いですね。中でも2018年はとても高いです。
この年は志願者18名、合格者が2名、倍率9倍と合格者が少ないことによりボーダーも上がりました。
経済学部(経済専攻)
経済学部は2016年が学科が二つに分かれていましたが、2017年から経済学科の中で専攻が二つになりました。
なので2016年はグラフにないですが、2016年の経済学科のボーダーは
センター試験 7科目 67.8%
センター試験 5科目 67.5%
センター試験 3科目 75.8%
センター試験 後期 72.3%
と、 70%を切っているときがありました。
年々上昇傾向でありますが、なぜか2019年は7科目、5科目、後期のボーダーはだんご状態ですね。
比較的2019年の倍率は低く、7科目が1.9倍、5科目が2.2倍、後期が1.4倍でした。
3科目だけが3.1倍と少し高かったです。
経営学部(国際経営学科)
国際経営学科は、3科目と後期方式が2018年からなくなっています。
ここもやはりピークは2018年で7科目でも80.1%と結構高いですね。
2019年の7科目は反対にずいぶん落ちています。倍率が1.4倍でした。
経営学部(経営学科)
経営学科は恐ろしいボーダーがありますね。
2018年3科目 91.7%
2019年後期 90.5%
さすがに3科目は翌年には下がっていますが・・・。
大阪のキャンパスになって志願者も増えたことから経営学部は倍率も高いですね。
2018年3科目 志願者767名 合格者22名 倍率34.8倍
2019年3科目 志願者420名 合格者65名 倍率6.5倍
倍率が高いのでボーダーも上がるのでしょう。それにしても91.7%は高いですね。
まとめ
センター試験方式7教科・5教科は国公立大学の併願として使うことが多いですが、他の大学では7教科というのはなかなか見かけないです。それに立命館大学のセンター方式はコスパがいいといわれています。ここ数年はボーダーが上がり難しくなってきましたが、2016年ぐらいの水準に戻ってきたらまたコスパがいいと言われるようになるのではないでしょうか。
センター試験方式のボーダーは、もちろん倍率などで変動しますが、センター試験そのものの難易度でも変動しますので、気をつけてくださいね。