2020年度の同志社大学一般入試の統計が出ましたね。
関関同立ではトップを走っている同志社ですが、今年の入試結果はどうだったでしょうか。
見ていきたいと思います。
目次
学部別志願者数
ほとんどの学部で2020年度は志願者数が減っていますね。増えたのは政策学部・理工学部・グローバル・コミュニケーション学部・グローバル地域文化学部ですが、389名増えた政策学部以外は増加もわずかでした。
減少した学部で結構減ってしまったのは法学部と商学部です。法学部は1309名、商学部は890名と多いですね。神学部も250名ほど減っています。
経済学部は2018年は志願者数が多かったですね、2019年と比べると2150名ほど多いです。昨年は2000名以上減ったと思うとすごいです。政策学部・理工学部でも2018年は1000名、社会学部も700名ほど多く、2018年の志願者増で安全志向が高まったこともあり昨年は減ったんですね。
学部別合格者数
合格者数はどうでしょう。
法学部の三年間の合格者数は変動が激しいです。2018年から748名減った2019年、2019年から263名増えた2020年でした。
生命医科学部は2018年、2019年と同じぐらいに合格者数でしたが今年は187名減りました。
理工学部は2018年に4000名ぐらいの合格者でしたが2019年に3600名と減り、今年はまた4000名近くの合格者が出ています。
志願者数・合格者数 合計
合計でみるとやはり2018年の志願者は多かったですね。2018年と2020年を比べると8713名も減っています。やはり今年の受験生は安全志向だったのでしょうか。
合格者数は2018年の水準まではいかなかったですが、昨年より424名増加という結果となりました。
学部別倍率
神学部の2019年の倍率はとても高く7.8倍、全学部日程の9.1倍が高かったのですね。今年は5.1倍と下がりました。
文学部は見事、三年間同じ倍率の3.1倍、理工学部・生命医科学部・スポーツ健康科学部も三年間同じぐらいの倍率です。
法学部も昨年が5.1倍と高い倍率でしたが、今年は3倍と下がっています。
経済学部・商学部も今年は3.1倍、3.5倍と落ち着いています。グローバル・コミュニケーション学部も今年は4.2倍と下がりました。
同志社大学は学部別の平均で二けた倍率がなく、びっくりするような倍率はないようですね。
2020年 学科の中では二けた倍率がありました。
社会学部 メディア学科・産業関係学科
メディア学科・産業関係学科の全学部日程では、今年10.1倍・10.6倍と二けた倍率でした。
昨年(2019年)はメディア学科が5.5倍と下がっていましたが今年は結構上がりましたね。今年は受験者数161名中16名の合格で少なかったです。
産業関係学科も今年受験者数が53名中5名しか合格者が出ませんでした。昨年も受験者数64名中9名しか合格者がでなかったため倍率も7.1倍と高かったです。
理工学部 情報システム学科
ここは文系・理系・学部個別と入試方式があります。理工学部ですが情報系ということもあって、文系の受験生が多く受けるようですね。文系の倍率がとても高いです。
この他の学部でも文系・理系で受験できる学科では、文系の方が倍率が高いです。やはり理系の受験生が少ないからですね。
まとめ
2018年から志願者数は減少傾向になっていますが合格者は今年増えて受験生にとってはよかったのではないでしょうか。正直、同志社大学も2018年、2019年はびっくりするぐらいの高倍率だと思っていましたが、案外落ち着いていたのですね。
同志社大学は高得点をとらないと合格できないとよく聞きますが、得点率は本当に高いです。とくにグローバル・地域文化学部は70%後半から80%の得点率で難しそうですね。他の文系学部も7割以上の所が多く難しいことがよくわかります。
合格した皆さん、おめでとうございます。
合格したら、すぐに始めよう! 段ボールにつめておくるだけ!