センター試験のボーダーを発表する大学はとても少ないのですが、立命館大学では公式発表されています。今回、キャンパス別にまとめてみました。
こちらは京都にある衣笠キャンパスです。
この衣笠キャンパスにある学部のボーダーを見ていきたいと思います。グラフは過去5年分です。2020年度のボーダーはの中の数字です。
目次
法学部
法学部は3科目以外、すべて昨年よりボーダーが科目下がっています。よく見てみると、どの方式も得点率が約3違っています。7科目・5科目・後期は3得点率が下がり、3科目は3得点率上がっています。偶然なのでしょうか。
7科目 1.7倍
5科目 1.8倍
3科目 5.5倍
後期 1.6倍
3科目の倍率が高いため、得点率も上がっていますね。
産業社会学部
現代社会専攻
現代社会専攻の今年のボーダーは昨年とほぼ変わらない感じですね。
7科目 2.2倍
5科目 2.3倍
3科目 2.7倍
後期 1.9倍
メディア社会専攻
メディア社会専攻も昨年とあまり変わらないです。
7科目 2.3倍
5科目 2.3倍
3科目 2.9倍
後期 1.7倍
スポーツ社会専攻
スポーツ社会専攻は7科目・3科目が少し下がり、後期は上がりました。5科目は変わらずでした。2018年の後期方式と2019年の3科目方式は一時的なものでしたね。
7科目 2.9倍
5科目 3.4倍
3科目 3.9倍
後期 1.9倍
こども社会専攻
子ども社会専攻は3科目方式以外は横ばいですが、3科目は得点率が3上がっています。
後期方式は過去5年を見ると変動が大きいですね。
7科目 2.3倍
5科目 2.6倍
3科目 4.8倍
後期 2.3倍
ここも3科目の倍率が高いです。なので昨年よりボーダーが上がっています。
人間福祉専攻
人間福祉専攻は3科目が年々上がっていっています。そのほかは昨年から横ばいです。
ここも2018年の後期はとても高いボーダーでした。
7科目 2.5倍
5科目 3.4倍
3科目 3.9倍
後期 2.2倍
国際関係学部
さすが人気の国際関係はとても高いボーダーが続いています。
今年(2020年度)も、とても高いです。なかでも3年前から3科目は90を超えるボーダーが続いています。
7科目も80を超えています。来年度も国際関係学部は高いボーダーが求められるでしょうね。
7科目 2.8倍(3.4倍)
5科目 3.2倍(4.9倍)
3科目 6.5倍(12.3倍)
後期 1.6倍 (1.6倍)
( )は、2019年度
国際関係の2019年度の倍率はすごかったんですね。昨年よりは落ちついたようです。
文学部
人間研究学域
人間研究学域は2016年7科目はボーダーが67.1でしたが今年2020年は83.6まで上がってきています。後期は昨年(2019年度)から90を超え今年も90.8でした。
7科目 5.0倍(2.4倍)
5科目 6.1倍(3.7倍)
3科目 5.3倍(4.2倍)
後期 5.5倍(7.0倍)
倍率も高いですね。後期以外は昨年より上がっていました、後期は少し倍率は下がりましたがボーダーは高いですね。
日本文学研究学域
3.4日本文学研究学域は今年(2020年度)、5科目が79.6まで下がりました。昨年は後期のボーダーが90を超えていますが今年は88に減りました。少し落ち着きましたね。
7科目 3.4倍
5科目 2.0倍
3科目 3.2倍
後期 5.5倍
後期の倍率はやはり高いですね。5科目は2倍ということもありボーダーも少しさがったのでしょうか。
日本史研究学域
日本史研究学域も2016年7科目ボーダー74.9・5科目ボーダー77.3と低かったですが、今年(2020年度)7科目ボーダー81.3、5科目ボーダー85.9と、とても高いです。後期についてはボーダー89.2ですが昨年と同じぐらいの高さです。
7科目 3.1倍
5科目 3.6倍
3科目 4.8倍
後期 7.0倍
後期は2019年度も6.5倍だったのですが、今年も高いですね。
東アジア研究学域
東アジア研究学域の7科目は今年(2020年度)結構ボーダーが高いですね。後期もこの5年間で一番高い水準です。
7科目 3.7倍
5科目 2.0倍
3科目 3.5倍
後期 6.0倍
後期はどうしても倍率が高くなりますが、東アジア研究学域も高いですね。昨年が5倍だったので今年は上がっています。それに伴いボーダーも上がっていますね。
国際文化学域
国際文化学域の7科目も年々高いボーダーになってきましたね。後期は昨年より少し下がりました。
7科目 3.5倍
5科目 3.7倍
3科目 3.5倍
後期 3.8倍
昨年(2019年度)の後期のボーダーが9.5倍でした。今年は結構下がりましたね。
地域研究学域
地域研究学域も2016年の7科目は得点率69.8と低かったですが、今年は80.4と高いです。5科目は今年結構下がりましたね。どの方式でも得点率80以上というのは結構受験生にとっては厳しいですね。
7科目 3.4倍
5科目 3.3倍
3科目 3.5倍
後期 9.0倍
昨年の後期は10.5倍でしたが今年9.0倍と少し下がっていますが高いですね。
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国際コミュニケーション学域・言語コミュニケーション学域
今年、国際と言語に分かれたコミュニケーション学域、2019年までは一つだったので同じ数字です。
国際コミュニケーション学域
7科目 4.3倍
5科目 5.3倍
3科目 5.7倍
後期 3.0倍
言語コミュニケーション学域
7科目 3.1倍
5科目 4.8倍
3科目 6.5倍
後期 4.5倍
倍率は両方とも高いですね。志願者数も合格者数も国際コミュニケーション学域の方が多いです。
映像学部
映像学部は7科目方式がないです。すべての方式で今年は昨年よりボーダ-がさがっています。5科目が80を切ったのはうれしいですね。
5科目 4.7倍
3科目 5.5倍
後期 2.3倍
3科目の倍率が昨年9.3倍でしたが5.5倍に下がっています。
まとめ
産業社会学部は7科目・5科目などは得点率70台のボーダーが多いですが、3科目・後期などは80台が多いですね。
国際関係学部・文学部では80台のボーダーが多く、時に90台と高いボーダーもあります。
映像学部は5科目がかろうじて70台ですが80に近いボーダーなので受験生には厳しかったと思います。