12月2日 摂南大学公募推薦入試(A日程)の合格発表がありました。
志願者数は全体をみるとすごく増えたという印象がなかった摂南大学でしたが、合格者は増えたでしょうか?
見ていきたいと思います。
目次
摂南大学公募推薦入試 倍率
こちらのグラフは倍率を2019年度、2020年度、2021年度の3年分を比べたものです。
総合評価方式・基礎評価方式など、すべてを合わせた倍率です。
今年(2021年度)は2020年度、2019年度より下がりましたね。
経済学部・経営学部はやっと落ち着いた感じです。昨年高かった看護学部も今年は下がりました。
理工学部・農学部は1倍台という結果となりました。
摂南大学公募推薦入試(A日程)合格者数
学部別(農学部以外)総合評価方式 スタンダード
倍率が下がったことからもわかりますが、合格者数は増えているところが多いです。
昨年より大幅に増えたのは、経済学部・経営学部(経営学科)・理工学部(住環境デザイン学科)です。
外国語学部・理工学部(都市環境工学科)・薬学部は昨年より減っています。
農学部 総合評価方式 スタンダード
農学部は昨年、新設された学部です。理系型も文系型も食品栄養学科だけが減っています。理系型の倍率は他の学科と変わりませんが、文系型は他の学科より高い倍率です。
応用生物科学科は理系型が多く、食農ビジネス学科は文系型が多いですね。
学部別(農学部以外)基礎評価方式 スタンダード
基礎評価方式はどうでしょうか?
こちらは理工学部(都市環境工学科)以外、すべての学部・学科で合格者が増えています。外国語学部・薬学部も増えていますね。
グラフ上で大幅に増えたという印象があるのは、法学部・経済学部・外国語学部・経済学部・経営学部(経営学科)・理工学部(住環境デザイン学科)です。
グラフ上では、わかりにくいですが、経営学部(経営情報学科)・看護学部は昨年より2倍の合格者が出ています。
農学部 基礎評価方式 スタンダード
農学部の基礎評価方式です。
こちらも食品栄養学科の合格者が理系型も文系型も減っています。
文系型の応用生物科学科は少し増えたなという感じで、食農ビジネス学科は結構増えた印象ですね。その他は昨年と同じような感じです。
まとめ
摂南大学公募推薦入試(A日程)は全体的に合格者数も増えて、倍率は下がりました。
2019年度 志願者数 14618名 合格者数 3527名 倍率 4.1倍
2020年度 志願者数 15982名 合格者数 4896名 倍率 3.2倍
2021年度 志願者数 14389名 合格者数 6295名 倍率 2.3倍
昨年(2020年度)は農学部が新設されたことで、志願者数も合格者数も増えていました。今年度(2021年度)志願者数は減っているのに、合格者数は1400名近く増えたことで、全体の倍率も下がりました。
この結果をみて、2019年の受験が過酷だったことが分かります。
志願者数は同じぐらいなのに、合格者は今年の56%しか出なかったんです。
入学定員の厳格化の影響は大きかったですね。
摂南大学はB日程もあるので、体調を崩さないように頑張ってください。
合格された方、おめでとうございます。
合格したら、すぐに始めよう! 段ボールにつめておくるだけ!