12月7日に大阪工業大学公募制推薦入試の合格発表がありました。
大工大は就職率もいいことから人気がある理系の大学です。
公募制推薦からどんどん受けていこうという受験生が多いと思います。2021年度はどのような結果になったでしょうか?
【2021年度一般入試】の記事はこちらです。
【倍率は下がったでしょうか?】大阪工業大学 一般入試前期 合格者数と倍率! - 母はいつまでも応援団長
目次
2021年度公募制推薦 志願者数・合格者数
こちらのグラフは学科別の志願者数と合格者数です。
スタンダード方式と高得点重視方式を合算したものです。合格者数は第1志望・第2志望・第3志望を合算した数字です。
志願者数が多いのは、工学部(建築学科)・工学部(機械工学科)・情報科学部(情報システム学科)です。建築学科・機械工学科は合格者が多いですが、情報システム学科は他の学科と、あまり変わりないですね。今年(2021年度)から新設された情報科学部(データサイエンス学科)の合格者は108名と情報科学部の中では一番多いです。
気になったのが情報科学部(ネットワークデザイン学科)、志願者数79名中68名が合格しています。スタンダードと高得点でダブって合格されている人がいてると思いますが、ほとんどの人が合格していますね。
公募制推薦入試 合格者数
スタンダード
こちらはスタンダードの合格者数です。合格者数は第1志望・第2志望・第3志望を合算した数字です。
昨年(2020年度)と今年(2021年度)を比較したものです。
合格者数が増えている学科が多いです。中でも建築学科・機械工学科は結構増えました。応用化学科も多いですね。
工学部の環境工学科と生命工学科、情報科学部の情報知能学科は減ってしまいした。
高得点重視方式
こちらは高得点重視方式の合格者数です。
こちらも昨年から増えているところが多いですね。建築学科・電子情報システム学科は昨年(2020年度)より倍以上の合格者が出ています。
都市デザイン工学科は4倍以上の合格者です。
減ったところは環境工学科・生命工学科・情報知能学科で、スタンダードと同じでした。
公募制推薦入試 倍率
スタンダード
こちらは昨年(2020年度)と今年(2021年度)の倍率を比較しました。
(情報科学部は第3志望まであるということで、学部全体の倍率が公表されています)
こうしてみると、昨年の倍率は高かったですね。電子情報システム学科は13.4倍でした。今年は4.9倍と下がりましたね。
逆に上がったのが、環境工学科・生命工学科です。志願者数も昨年度より減っていますが、合格者数が結構減ってしまったので倍率は上がったのでしょう。
ロボティクス&デザイン工学部(空間デザイン工学科)は2年とも高いです。
高得点重視方式
高得点重視方式の倍率はどうでしょうか?
こちらは全ての学科で下がりました。昨年(2020年度)とても
高かった電子情報システム学科は8倍から2.4倍と、すごく下がりましたね。
その他、都市デザイン工学科・建築学科も結構下がりました。空間デザイン学科は4.2倍と今年一番高い倍率です。
まとめ
大阪工業大学も合格者数が増え、倍率も下がりました。今年はどこの大学も同じような感じですね。
スタンダード
2020年 志願者数2889名 合格者数599名
2021年 志願者数2601名 合格者数893名
高得点重視方式
2020年 志願者数2632名 合格者数720名
2021年 志願者数2354名 合格者数1012名
今年度(2021年度)は情報科学部にデータサイエンス学科が新設されましたが、志願者数は減っています。逆に合格者数は増えていますので、受験生にとってはよかったのではないでしょうか。
合格者がスタンダードと高得点重視、両方で約600名増えたのは大きいですね。
大阪工業大学一般入試の出願は12月22日から始まります。
公募推薦が終わるとあっという間に大学入学共通テストが始まり、一般入試はすぐに来てしまいます。体調を崩さないように頑張ってください。
合格された方、おめでとうございます。
合格したら、すぐに始めよう! 段ボールにつめておくるだけ!