立命館大学の2021年度入試結果が発表されました。立命館大学は入試結果を詳しく発表されています。今回は全学統一の合格最低点を見ていきたいと思います。
過去5年間の合格最低点の推移です。
では見ていきましょう!
目次
全学統一方式(文系)
経済学部・スポーツ健康学部・食マネジメント学部(びわこ・くさつキャンパス)
今年度(2021年度)は、経済学部(国際・経済)もスポーツ健康科学部も下がってる中、食マネジメント学部は上がっています。
倍率は2020年度は4.7倍、2021年度が3.9倍で下がっていますが合格最低点は上がりました。
スポーツ健康科学部は合格最低点が9点下がっています。倍率も2020年度の5.3倍から2021年度は2.5倍と下がりました。
経済学部(国際・経済)は、2020年度が4倍、2021年度2.6倍と下がっていることもあり合格最低点も下がっています。
産業社会学部(衣笠キャンパス)
産業社会学部は2021年度の合格最低点がすべての専攻で下がっています。中でも子ども社会専攻は13点も下がりましたね。倍率は2.5倍で2020年度が4.9倍でした。
法学部・映像学部(衣笠キャンパス)
法学部・映像学部の合格最低点は2020年度より下がっています。
法学部の倍率は2021年度が2.5倍、2020年度が3.4倍
映像学部の倍率は2021年度が5.2倍、2020年度が8倍でした。
映像学部は人気があり倍率が高いですね。
文学部(衣笠キャンパス)
文学部の合格最低点は地域研究学域が上がっており、日本文学研究学域が横ばい、その他は下がっています。
言語コミュニケーション学域は17点も下がりましたね。倍率は2021年度が2.6倍、2020年度が5.4倍でした。
文学部はどの学域も昨年度(2020年度)より今年度(2021年度)の倍率は下がっています。
国際関係学部・文学部(350点満点)(衣笠キャンパス)
国際関係学部と文学部の350点満点の学域です。
こちらは国際文化学域の合格最低点が上がりました。その他は下がっています。
倍率は2021年度が2.7倍で2020年度が3.3倍と下がっていますが、合格最低点は上がっています。
国際関係学部も文学部(国際コミュニケーション学域)も、倍率は下がっています。
経営学部・政策科学部・総合心理学部(いばらきキャンパス)
OIC(いばらきキャンパス)の学部の合格最低点です。
経営学部の国際経営学科が下がっています。経営学科は横ばい、政策科学部と総合心理学部は上がりました。
倍率は今年度(2021年度)はどの学部学科も下がっています。
政策科学部も総合心理学部も倍率は下がりましたが、合格最低点は上がってしました。
全学統一方式(理系)
理工学部(びわこ・くさつキャンパス)
理工学部です。
理工学部の合格最低点は上がっているところが多いですね。しかし、ロボティックス学科と環境都市工学科 は下がりました。
倍率はどの学科も下がっています。今年度(2021年度)は1倍台も増えましたね。
生命科学部(びわこ・くさつキャンパス)
生命科学部の合格最低点はすべての学部で上がっています。
倍率は今年度(2021年度)、すべてで1倍台となりました。
1.9倍と1.8倍なので2倍をちょっと切ったという感じですけど・・。
情報理工学部・薬学部(びわこ・くさつキャンパス)
薬学部(薬学科)の合格最低点は下がりましたが、情報理工学部と薬学部(創薬科学科) は上がりましたね。
倍率は薬学部はどちらの学科も下がっていますが、情報理工学部は横ばいという結果でした。
まとめ
立命館大学の全学統一方式の合格最低点を見てきましたが、全体的に下がったという印象ですね。しかし、理系の学部は上がってしまったところも多いです。
コロナ禍で受験勉強も入試も大変な思いをされた受験生が多かったと思います。
大学に合格してもオンライン授業でキャンパスにあまり行けてないのではないでしょうか。
立命館大学はワクチン接種も始まりましたので、後期は対面授業やサークル・イベントが再開出来たらいいですね。
合格最低点は問題の難易度でも変わりますので、来年度(2020年度)の受験生は、その年、その年の過去問をして、合格最低点と比較してくださいね。